通夜式の終了後、1,2時間は棺はそのまま式場に安置されるケースが多いです。それは仕事の関係などでお通夜の時間に間に合わなかった方がお参りに来られることがあるからです。

その間、喪主をはじめとする親戚様は会館でお食事をすることが多いです。以前は町内の方を含めてたくさんの方で会食することがありましたが、現在はお葬式の規模が小さくなってきたこともあり、ごくごく身内の方だけで助六などの軽食で済ませることが大半です。

お食事も終わり、参列者の方たちが帰られたら、故人様との最期の夜です。会館によっては親族控室に棺を移動させることができて、同じ部屋で一緒過ごすこともできます。

昔は近親者は寝ることなくお守りをしていたそうですが、翌日のことも考えて交代で少し休んでください。

そして最期の夜を後悔することなくお話してください。

告別式も通夜と同じく、開式の1時間くらい前から受付に立ち会葬者の方々にご挨拶をしてください。

進行についても葬儀社の担当者がすべて教えてくれます。仏式の場合、通夜に比べると少しお経が長いです。お経が終わると、棺にみなさんでお花を入れることができます。一般の方はここが最期のお別れになります。

棺は故人様に近い男性数人で、霊柩車に運びます。喪主は霊柩車の助手席へ、親戚様は各自の自動車もしくは葬儀社が手配したマイクロバスで火葬場へ向かいます。この儀式が出棺です。

火葬場は公営の施設です。各市町村によって料金など異なる点はありますが、住民票地にある火葬場であれば料金は2,000円から5,000円くらいです。住民票地のない火葬場だと50,000円以上かかることもありますので、火葬場を選ぶ際も葬儀社の担当者に相談してください。前述したように火葬許可証の申請なども葬儀社がほとんど代行してくれます。しかし火葬費用は喪主負担です。葬儀の請求書に含まず、その場で現金で支払う火葬場が多いので、事前に確認をして準備しておきましょう。

火葬場についたら、お別れ室や見送りホールなど最期のお別れの場があり、その後棺を火葬炉に納棺します。火葬終了までの時間は、施設により多少異なりますが約1~2時間くらいです。火葬終了までの時間は、近隣の休憩所などでお過ごしになることが多いです。

火葬が終了しますと、収骨室という場所において、皆様でお骨を集めます。地域によって異なりますが、全収骨といってすべてのお骨を集める地域、部分収骨といって一部のお骨を集める地域もあります。この点についても事前に葬儀社の担当に確認してください。

また、火葬が終わりますと「火葬執行証明書」を火葬場より頂けます。これは「埋葬許可証」とも呼ばれ納骨の際に必要になる書類です。大事に保管してください。

火葬が終わると再度、葬儀会館に集まり、「初七日法要」を営むことが一般的です。これについては葬儀社の担当者およびお寺様に事前に確認しておくといいでしょう。

これら一連の流れがお葬式です。お葬式のプランによっては葬儀社の担当者が自宅に訪問してくれて、自宅に故人様のお骨やお写真、位牌などを飾る祭壇を用意してくれるところもあります。自宅に無事、故人様をご安置することでやっとお葬式が終わります。